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2021/02/26 Blog

Photo Wedding Report

マリアージュタカラにてバウ・リニューアルのフォトウェディングの撮影をされましたお客様のご紹介です。

バウ・リニューアルとは、直訳するとVow=誓う Renewal=更新、再生という意味。欧米ではよく知られており、結婚記念日や家族の節目に夫婦がもう一度、新郎新婦のように愛を誓い合う夫婦の絆を深める儀式です。

おふたりとの出会いは約2年前、姉妹店であるゲストハウス英國屋でご結婚式を挙げるご新郎ご新婦様として衣裳見学にご来店いただいたことがきっかけでした。

迷った末に出会った運命のドレスをお召しになり迎えた、おふたりの大切な結婚式。
温かなおもてなしと感動の結婚式は大成功を収めました。

 

しかし、ご新婦様にはある心残りが。それは和装を着なかったこと。
当時は前撮りをする時間の余裕がなかったとの理由であきらめてしまった和装。
2年の時を経て、結婚2周年のバウ・リニューアルとして和装でのフォトウェディングが実現しました。

ご試着の際には、お話しさせていただいた白無垢の意味や日本の婚礼の伝統文化を、胸に刻むように一つ一つ熱心に聞いてくださったご新婦様。

白無垢とはその色の通りまっさらに生まれ変わることを意味し、また嫁ぎ先の家に染まるという意味で、真っ赤な色打掛に着替えたと言われています。
「生家にはもう戻らない」と実家との縁を切る為、縁側から出てお嫁に行ったと言われているほど、昔の人にとって結婚とは自らの命を捧げるほどの覚悟が必要でした。

それが日本の婚礼の伝統として今もなお語り継がれていて、私たちもそれを継承していっていることが素晴らしいですよね。失くしてはいけない日本の文化とも言えます。

そんな和装の素晴らしさに触れたおふたりは、白無垢と黒の紋付袴をお選びいただきました。

撮影の始まりは2年前の結婚式でも行ったファーストミート。
たくさんの想いを胸に本日の撮影に臨まれたおふたり。

結婚式当日を思い出し、少し目を潤ませるご新婦様。
照れ隠しなのか終始笑顔のご新郎様。

気心の知れたスタッフもいたのでリラックスして撮影に臨まれたおふたり。
自然な表情がお写真にも表れていますね。

2年前の結婚式を昨日のことのように、思い出話に花を咲かせながら。
和やかに進む撮影の時間はあっという間に過ぎていきます。

2年越しに叶えられた和装の夢。
絆の深まった今だからこそ、今のおふたりらしさを形に残すことができたのではないでしょうか。

私たちも2年越しにご一緒でき、再びおふたりの思い出に携われたことがとても幸せです。
これからも仲良く、おふたりの歴史を刻んでいってくださいね。

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